KATEKYO HITMAN DINO!

家庭教師ディーノ(家庭教師ヒットマンREBORN!VSヴァリアー篇初回特典CD)より
全シナリオ・台詞コンプリート



【跳ね馬】リボーンのディーノはドジエロカワカコイイ12【はじけるビスケット】
  http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1196469920/
 上記スレッドの571-575様の早売りバレ報告テキストよりいただきました



<<応接室前>>

(ディーノ扉を開く)


ディーノ お前が雲雀恭弥だな

雲雀 ・・・誰

ディーノ オレはディーノ。ツナの兄貴分だ

雲雀 ふぅん

ディーノ リボーンの古い知り合いでもある

雲雀 ・・・そう・・・ あの赤ん坊の。じゃあ、強いんだ

ディーノ お前が持っている、雲の刻印の指輪の話がしたい

雲雀 僕はそんな話どうでもいいよ。あなたを・・・咬み殺せれば

(トンファーを構える音)

ディーノ なるほど・・・フッ、問題児だな。いいだろう。その方が話が早い


(鞭を構える音)


タイトルコール (ディーノ)

「家庭教師ディーノ」



<<屋上>>

(ひたすら二人が繰り出す攻防の音)

ロマーリオ ボース!そろそろ時間だぜ


ディーノ ハァハァ・・・ん?あぁ・・・もうこんな時間か。今日のところはこの辺で切り上げよーぜ、恭弥

(攻撃そのまま続行中な雲雀)

ディーノ っと、おぉぉぉっ ま、待てって恭弥 もうやめだって!

雲雀 逃げるつもり?!(怒)
 
ディーノ っと、あっ、おうっ・・っぁあっ!

(ひたすら雲雀の攻撃から逃げるディーノ)

ディーノ っったく!・・・このっ!

(唸る鞭)
(鞭が雲雀の手に絡まってトンファーが落ちる) 


ディーノ ・・・今日の修行は終わりだ。ほら・・・もう陽が落ちるだろう 
     暗闇での中での闘いはまた今度にしよーぜ。いっぺんに色々やっても、疲れるだけで身につかないからな 
     修行には段階ってものがあって・・・

雲雀 関係ないよ。僕はあなたを咬み殺したいだけだ・・・今すぐにね

 
ディーノ ・・・はぁ・・・この戦闘マニアめ

(閃くトンファーの音)

ディーノ ・・・はいはい、分かった分かった
     だがな・・・お前の大好きな戦いをあっさり終わらせるのは勿体ないだろ? 
     ここでいったん引いて明日またお互い万全な状態でやりあおーぜ 
     お前が満足するまで、いくらでも付き合うから

雲雀 ふぅん・・・本当かな。僕から逃げるための嘘じゃないの

ディーノ 本当だって! お前の事はリボーンに頼まれてるんだから途中で投げ出すわけないだろう?!
     そんな事してみろ。後であいつに何されるか・・・うう(想像してビクビク)
 
雲雀 ・・・そう、赤ん坊に。だったらいいよ
 
ディーノ なんだよ・・・リボーンの事なら信じるのか?
 
雲雀 あの赤ん坊は・・・只者じゃないからね

ディーノ へぇー・・・。じゃあオレはどーなんだよ
 
雲雀 あなたは確かに強いけど、あの赤ん坊とは格が違うよ
 
ディーノ ぇえええ!!?

ロマーリオ ・・・ブア〜ッハッハッハッハ!!!!
 
ディーノ ロマーリオッ!何がおかしい?!

ロマーリオ ハッハッハ、すまねぇボス・・。ククク・・・だがこいつの言う事はもっともだぜ
           リボーンさんと比べりゃー、いくらボスでも敵うわけがねぇー
 
ディーノ そりゃーオレだって分かってるよ! 出会ってから今まで、あいつに勝てた事は一回も無いからな
 
雲雀 へぇ・・・。そんなに長い付き合いなの?
 
ディーノ あぁ、まーな。・・・と、おい恭弥。怪我してるな・・・。
       頬と、腕と・・・他に痛む所ねーか? 手加減はしていたんだが
 
雲雀 手加減っ?!(形相を変えるように)

ディーノ あっ?!あぁ・・・いや、その・・・ロマーリオ、恭弥を見てやってくれ!

ロマーリオ (笑いながら)イエス、ボース
 
雲雀 いらない
 
ディーノ おい!恭弥!

雲雀 ・・・それから、人の名前呼び捨てにするのやめてくれる。不愉快だから

ディーノ 何でだよ。別にいーじゃねーか

雲雀 ふんっ(歩いて去る音)あぁ・・・後、この屋上の破損・・・あなたに弁償してもらうよ 

ディーノ なにぃ!自分だって散々暴れて壊したくせに!こっちの壁とこの床ぁ!
     明らかにお前のトンファーでえぐれてるだろ?オレだけのせいにするなよ!
 
ロマーリオ ボース・・・もう恭弥はいないぜ

ディーノ な・・・?!あいつ・・・何考えてるのかさっぱり分かんねー・・・はぁ・・・ 
     こんなんでヴァリアーの奴らが来るまでに間に合うかな

ロマーリオ やるしかねーんだろ・・・。しかしまさか坊ちゃんが人に教える側になるとは思わなかったぜ
 
ディーノ ロマーリオ!もう坊ちゃんはよせって

ロマーリオ ハハッ、すみません。つい昔の癖で・・・しかし。あの坊ちゃんがと思うと感慨深くてなぁ 
      リボーンさんが家庭教師として来るまでは坊ちゃんが本当にボスになれるのかって、皆が心配してたんだ
 
ディーノ ・・・どーせ、オレは気が弱くて力もなくて・・・何やっても駄目なやつだったよ
     学校でも他のファミリーの跡取りやら何やらに舐められてたしなぁ 
      スクアーロなんかには近付くのも怖かったもんだ

ロマーリオ オレ達はそういう坊ちゃんも好きだったんだぜ

ディーノ ・・・え?
 

ロマーリオ マフィアになんかならない方が心優しい坊ちゃんのためだって分かっちゃいたが・・・
      それでもオレ達のボスは坊ちゃんしかいねーと思っていた。それは間違っちゃいなかっただろ?

ディーノ ロマーリオ・・・そうだな。オレはボスになった事を後悔していない 
     そして、今のオレがあるのはリボーンのお陰だ
     あいつがいなかったらオレはファミリーを護る力を得る事は出来なかっただろう 
         だからこそ・・・家庭教師ってものの大切さも分かってる ・・・
        ヴァリアーと闘うツナのためにも、恭弥をもっともっと鍛えないと・・・。すまないな ロマーリオ

ロマーリオ ボース・・・

ディーノ オレの我侭で・・・ファミリーの奴らを危険にさらす事になるかもしれねぇ
 
ロマーリオ ・・・フッ、今更だな。例え何があってもオレ達はボスの決定に従う。ボスを信じてるからな
 
ディーノ ロマーリオ
 
ロマーリオ だからな、ボスの思う通りにやればいい。ただ、あの坊やとやりあうのは 相当骨が折れるぜ

 
ディーノ へへっ・・・違いない 


<<ツナ達の修行場面>>

ツナ っ・・・!!どあああ!!!

(衝撃を受け地面に突っ伏する音)

バジル 沢田殿!!大丈夫ですか??

ツナ いっ・・・・てててて・・・

リボーン この馬鹿ツナ。気を抜くなと何度言えばわかるんだ。このままだとザンザスにやられる前に死んじまうぞ

ツナ だってさー・・・みんなの事が気になるんだよ!こんな戦いに巻き込まれちゃって・・・
   いくら本人達がやる気になっててもやっぱり危険だし・・・
   それに今頃・・・どんな特訓をしているのかって・・・

リボーン それぞれ家庭教師がついてる。お前が気にする必要はねぇ

バジル 家庭教師というと・・?

リボーン 獄寺にはシャマル。山本には山本の親父。了平にはコロネロ。アホ牛と霧の守護者は放っておいていい

ツナ ほっとくのかよぉ!!?

リボーン 雲雀にはディーノが付いてるしな

ツナ そうだよ・・!そこの組み合わせが一番心配なんだよ!!
   あの雲雀さんが大人しくディーノさんの言う事聞くとは思えないし。一体どんな特訓しているかと思うと・・・

バジル 拙者は・・その雲雀殿の事はよく知りませんが・・・ディーノ殿が今回の一件に関わってる事に驚いています

ツナ バジル君・・・?

バジル 御自分のファミリーを危険に晒すような事をする方では無いと思っていたのですが・・・

ツナ どういう事?!

バジル 今回の争いは・・ボンゴレファミリーの云わば内輪揉めです
    同盟を結んでるとはいえ、本来なら他のファミリーの後継者争い等に関わる必要はないんですよ

ツナ ・・・あ、そうか。ディーノさんはキャバッローネファミリーのボスだもんな!

バジル それなのに・・・今回ディーノ殿ははっきりと沢田殿の味方として動いている事になる
    それはとても危険なんです。万が一、沢田殿が負け、ザンザスがボンゴレ十代目を継ぐ事になったら・・・

ツナ ・・・ああ!!!?

バジル ザンザスは・・・決してディーノ殿を許さないでしょう
    キャバッローネファミリーごと、全力で潰しにかかる筈です

ツナ どっ・・・どうしようーー!!?リボーン!!そんな事になったら!!!

リボーン 落ち着け、ダメツナ

(激しく突っ込んだ音)

ツナ いてっ!!!

リボーン お前が勝てばいいだけの話だ

ツナ えええええ?!

リボーン お前が勝って正式にボンゴレを継げばキャバッローネとより強力なコネクションを持つ事になる
     そいつは、ディーノにとってもいい事なんだぞ
         ・・・もっともディーノが雲雀の家庭教師を引き受けたのは俺が脅したからだけどな

ツナ 脅したのかよぉおお!!??

リボーン あいつがボスになれるよう鍛えたのは俺だぞ。あいつが俺に逆らえるもんか

ツナ あっ・・・・悪どい・・・

ツナ ・・・というか。俺も同じ立場なのか?!うぅううう・・・(頭を抱えるように)

バジル ッフ・・フフフフ(朗らかに笑う)

ツナ バジル君・・・?

バジル ああ・・・スミマセン。沢田殿とリボーンさんの息がピッタリだなと思って
       家庭教師と生徒というのは・・・好いものですね

ツナ ぅえええええええ!!?オレはこんな家庭教師嫌だよぉおおお!!!

リボーン うるせぇ。グズグズ言ってる暇があるならもっと本気で行け
         俺の家庭教師の誇りをかけて、お前には限界を超えてもらうぞ

ツナ ぇぇえええええ????!!

リボーン バジル、もう一度スパーリングだ

バジル はい!!行きますよ!沢田殿!!

(構えるバジル)

ツナ ヒィイイいい!!!!



<<並盛外れのどこかの草原>>
(雲雀のテーマがフェードインしながら戦闘シーン )


ディーノ はぁ・・・ったく・・・今日も容赦なく来やがって・・・

雲雀 ・・・はっ・・僕の気が済むまで、付き合う約束だよ
 
ディーノ はいはい・・・分かってるって。でも休憩だ、休憩! ロマーリオ 水くれ
 
ロマーリオ ほら、ボス

(ペットボトルを受け取ってゴクゴク)

ディーノ ぶはぁっ!うめえ!恭弥も飲めよ 

ロマーリオ ほら

雲雀 ・・・んっ
 
(ペットボトルを受け取ったらしい音) 

ディーノ (おぉ・・・受け取った。こいつも少しは慣れて来たのか?)
 
雲雀 ・・・並森中から離れて・・・こんな草原で戦おうなんて・・・どういう事かと思ってたけど

ディーノ (ヤバい・・・ヴァリアーとリングをかけた戦いを並森中でやってるってバレたか? 
     こいつ・・・学校に異様に執着してるからあそこの惨状を知ったら絶対キレる・・・)
 
雲雀 また学校を壊して・・・修理代払うのが嫌だったからじゃないの

ディーノ (はぁー、良かった・・・バレてなかった)

雲雀 まぁ、こういう所で戦うのも悪くはないけど(楽しそうに笑う)

ディーノ そ、そうか。この後川辺とか竹林とかでもやってみようぜ
     色々な戦闘のシュミレーションは、やっておいて損はない

雲雀 僕を鍛えるって・・・本気だったの?

ディーノ だから・・最初からそう言ってるだろ。オレはお前の家庭教師だって

雲雀 どうしてそんな事をするの。僕を鍛えてあなたになんの得がある
 
ディーノ 得とかそう言う事じゃなくてだな・・・
         オレには、危険にさらされてる可愛い弟分にしてやれる事がこれくらいしかねぇからだ
 
雲雀 ふぅん・・・群れてる輩がどうなろうと僕には関係ないよ。貴方が自分で戦えばいい
 
ディーノ はっ、そんな事が出来れば 苦労はしねーよ。オレだってツナを助けてやりてーさ
     だけどオレには守らなくちゃならない物がある。個人的な感情だけで動くわけにはいかない

雲雀 ふぅん、僕には理解できないな。僕は・・・僕のしたい事しかしない 
   今は強いあなたを倒したいから戦っている・・・それだけだよ

ディーノ お前・・・・・。はは、ははは、はははははははははははは・・・
     まったく・・・恭弥らしい・・・いいだろう。お前の強さは一匹狼の強さだ
     だが・・・世の中には 護りたい物を護るための強さってものがある事を、教えてやる!

(鞭を構える音)

雲雀 ・・・今度こそ・・・咬み殺す!

(トンファーを構える音 )




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リボーン どうだディーノ、ヒバリの方は

ディーノ 疲れた。家庭教師がこんなに大変だなんて思わなかったぜ 
     恭弥の奴、人の言う事なんか聞きゃーしねーし・・・戦闘マニアだし・・負けず嫌いだし 

リボーン オレの苦労が分かったか。この馬鹿弟子

ディーノ う、久し振りに聞いたな、それ

リボーン お前は、馬鹿でのろまで泣き虫で・・・本当に苦労したぞ
     ・・・まぁ今思うとツナよりはマシだったかもしれねーがな

ディーノ おいおいそこまで言う事・・・

リボーン だが・・・どんな馬鹿でも教え子ってのは可愛いもんだ

ディーノ リボーン

リボーン とにかく、オレが教えたやつが負けるのは オレの誇りが許さねぇ
     だからオレはツナをきっちり鍛えてやる。そっちもヒバリを頼んだぞ

ディーノ あぁ、分かってる

リボーン でも無茶はすんなよ。・・・お前もオレが大切に育てた弟子なんだからな

ディーノ リボーン・・・フッ・・了解! 
     さて・・・それじゃ、今日もあの戦闘マニアに特訓して来ますか

(その場から去ろうとするディーノ)


ディーノ この戦い、直接手が出せ無いのはもどかしいが・・・自分が鍛えた弟子の活躍が見られると思うと
     家庭教師ってのも・・・フッ・・・悪くはないかもしれないな
 
リボーン ・・・フン(嬉しそうに笑う)

(ディーノ再び歩き出す)




「家庭教師ディーノ」終